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【投資本】2022年4月5月おすすめの本:金利、物価、通貨から資源、素材、地政学まで詳しく学ぶおすすめ本

このサイトでは、投資とトレードに役立つ本のレビューやコラムを投稿しています。

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今日は、2022年4月と5月におすすめの本を紹介します。

 

※最終的な投資決定はご自身の判断で行って頂きますようお願い致します。必ず先に免責事項(リンク)の専用ページをお読みください。

 

1.為替とFX

2022年4月20日現在、ドル円がじわじわと上昇しています。

 

為替の仕組みを知ることで、金融政策への理解が深まります。

 

本当にわかる為替相場

これ1冊で通貨が動く要因が整理できます。

 

政治、経済指標、実需、投機マネーなど、幅広く説明されています。

 

普段は投資信託や個別株をしている人でも、通貨の知識があれば、FXで分かりやすいエントリータイミングをつかむことができます。

 

10万円から始めるFX超入門改訂版

サクッと読み返せるFXの入門書です。

 

分割買い、資金管理、経済指標の向き合い方、金利差、テクニカル分析などの基礎が、投資を始めたばかりの初心者の人でもわかるように書かれています。

 

2.資源と素材

戦争とインフレ予測を受けて、原油、ゴールド・銀・プラチナ・パラジウム、鉛・亜鉛・木材、大豆・コーンと軒並み上昇しました。

 

2022年は、こうした資源・素材・農産物関連の売買の経験を積む絶好の機会だと感じています。

 

私の見込みとしては、物質の基本を押さえることで、将来的に電気自動車や脱炭素といったテーマにも詳しくなれるのではないかと考えています。

 

そこで、次の本に目を付けています。

図解入門 最新金属の基本がわかる事典[第2版]

貴金属の知られざる科学

現場で生かす金属材料シリーズ チタン

現場で生かすシリーズ」は、金属の材質を基本から学べる本です。特に、使われている製品の説明があるのは良いポイントです。製品やセクターの視点から銘柄を探すのに役立ちます。マグネシウム、ステンレス、アルミニウムと、ラインナップが複数あります。

 

 

3.金利と物価

物価に一体何が起こっているのか、この先に何が起こるのか、見通しを付けるための本です。

市場サイクルを極める

第8章の「リスクに対する姿勢のサイクル」という章で、リスクに対するリターンが図式で説明されます。

 

10年物米国債・高格付債券・ハイイールド債について、金利差が生じるプロセスを学ぶことができます。

 

 

物価とは何か

文章量がある割にスイスイ読めます。物価の決まり方について、とてもわかりやすい解説がされています。

 

貨幣需要や金融緩和など、経済学の理論をかみ砕いて解説してくれています。経済学をよく知らない人が読んでも、本当に、驚くほど内容が頭にスッと入ってきます。

 

4.地政学と産業

ロシアのウクライナ侵攻を受けて商品の価格が急激に上昇しました。先に挙げた資源・素材・農産物などです。

 

私は、今回の戦争で地政学を学ぶ必要性を感じました。インドとパキスタン、中東、中国など、事件が起こった時に、どの商品に影響するのか、事前に知って対策を考えておくと、トレードチャンスを得られると考えています。(もちろん、戦争は絶対にない方が良いです)

 

2030半導体の地政学

各国の半導体産業の戦略と、パワーバランスを知るための本です。日本の戦略や、個別銘柄への影響を考えることができます。

 

新しい世界の資源地図

分厚くて、かなり難しい本です。政治や歴史の事前知識が少ないと読むのに苦労しますが、その分挑戦しがいがあります。

 

5.戻り天井から下落相場に備える本

次の上昇が戻り天井かもしれないという考えをもって、トレードに向き合いたいと考えています。

 

オニールの空売り練習帳

空売りに適した銘柄選びや、チャートを示したエントリータイミングが解説されています。

 

株の暴落サインを見抜く方法

ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショックなど、過去の暴落を経済指標やデータから振り返ります。著者が、熱烈に金投資をプッシュしている一冊です。

 

6.経済ニュースをどのように捉えるか、判断力を身につける

『News Diet』

放送時間の枠を埋めるために存在するニュースに気づける本です。本当に必要な情報を絞ることに役立ちます。

 

『カウンティング』

  • 雇用者数には、労働者の希望や満足度は反映されていない。
  • 犯罪検挙システムは黒人をマークする傾向があるため、黒人の犯罪検挙率が上がるというループがある。

アメリカの歴史をなぞりながら、計測することが必ずしも信頼に足るデータにはならないという事例を解説しています。データの本質と、実際の現象に差があることに気づける本です。

 

『ニュースの数字をどう読むか』

数字自体にもともと価値づけはなく、数字を発表する人の見せ方によって、自由にストーリーを作れます。統計の数字は、その数字が多いのか少ないのかという判断が重要だと教えてくれる本です。

 

まとめ

ドル円、素材・資源・農産物の価格、これらの上昇の背景には、戦争と地政学、金融政策や経済理論が関わっています。

 

4月と5月は、投資の手法だけでなく、幅広い分野の周辺知識を取り入れる月にしようと思います。

 

紹介した本の中に興味を引く一冊があれば、ぜひ手に取って読んでみてください。

 

 

 

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