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【勉強法】なりたい人やお手本の存在は大きな効果が見込める!『ミラーリングの心理学:人は模倣して進化する』と、奪われた自信を取り戻し回復するための本を案内

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サムネイル,勉強法No.006ミラーリングの心理学,教師と反面教師

今日は、身近な誰かをお手本(=ロールモデル)にする勉強法の効果を取り上げます。心理学を上手く使ってみましょう。いつか他の人のためにも役立てられる日が来ます。

 

1.ロールモデルは選択する自由がある

最初に、大前提として、ロールモデルにする人は、教師にも反面教師にもできます。直属の先輩や、メンター制度で教育者が付くときも、その人をお手本にするか反面教師にするかは選び取ることができます。

 

そして、今日一番伝えたいことは、私にもできそう」という自信を持つことが、学習効果を高めるということです。

 

自分への信頼が増すと、モチベーションもアップします。

 

 

2.ロールモデルを決めるメリット

行動のお手本となる人を決めることで、

  • 目指す目標が明確になる
  • 数か月先や数年先の成長を思い描きやすくなる
  • 今している行動や、目標の方向性に迷った時の指針になってくれる

などのメリットがあります。

 

 

3.真似する人を決めるコツ

お手本を選ぶ

お手本になる人を選ぶ時には、対面できる人を選ぶことも一つのポイントです。

  • なるべく大人数のリアル集団の中に入ると、ロールモデルにできる人が多く見つかる。
  • 関わる機会を増やして、相手を観察学習する。
  • 「得意な人」や「特定の強みを持つ人」のロールモデルは複数いても良い」

 

受験勉強なら、それぞれの教科ごとにお手本にする人を設定すると効果的です。

 

 

役割を整理する

学生の場合は、お手本となる人を教室や塾で見つけられます。社会人の場合は、身近に参加しやすいリアルの学びの場がない時は、こちらの本に載っている表を参考にして見つけられます。

Youtuberもお手本にできますが、良い面だけを編集している時もあるので、完璧な人なんていないと思っておくことで過剰な期待や幻滅を避けられそうです。また、改善したいことをノートに書くことも効果が見込めます。

 

 

4.反面教師は邪魔だから遠ざける

学習性無力感に注意しよう

スキルを高めることと同じぐらい、自信を失わせてくる人を遠ざけることは大事です。

  • 能力もある、潜在能力もある。でも自信がもてない。
  • 自分に合っていない方法を押し付けられて、失敗して自信を失ってしまう

それはたまたま起きた失敗だったのかもしれない、相手との相性が悪かっただけかもしれない、病気の特性が原因だったかもしれない。心理学者のセリグマンという人は、「学習性無力感」という言葉を使い、実験で「どうせ自分なんて何やってもだめ」という状態が起こるプロセスを研究しました。

セリグマンは、『オプティミストはなぜ成功するのか?』という本の中で、成功の条件として、

(1)才能

(2)意欲

そして、

(3)楽観主義

をテーマに取り上げています。

楽観主義の反対は、悲観主義で「どうせ自分なんてだめだ……」という考え方です。

 

60点は取れた、まあ良いか」と楽観的に捉えるのか、「60点しかとれなかった」と悲観的に捉えるのかによって、その後の行動が変わるというのです。

 

 

反面教師にする事例

フィオナ・マーデン氏の『ミラーリングの心理学』という本には、次のようなエピソードが出てきます。この話の中のアミール氏は、有名ブランド店の取締役を務め、高い業績を上げている人物です。

数学ができないとみなの前で教師から辱めを受けた学校での経験について語った。(中略)アミールは今ではその事象を無能な教師との悪い経験だと論理的に説明できるが、数字に対する自信は失われたままだった。財務諸表は読めるし、まちがいも簡単に見つけられる。(中略)多方面で成功を収めてもなお、自信の喪失をずっと引きずり続けていたのである。(138-139ページ)

この本の中で、著者は学校の教師に対して『典型的な悪影響は、「数字に弱い」あるいは「国語が全くだめ」で「コミュニケーション能力が最悪」、さらにひどい場合には「とにかくい頭が悪い」と子供に思い込ませてしまうことである。(138ページ)』と指摘しています。

 

また、「You don't.(お前はするな)・You can't(お前はできない、劣っている)」というメッセ―ジを毎回発する人からは遠ざかって、環境を変えた方が良いという主張にはとてもうなずきました。学習の効率を高めるためには、学習を邪魔する要因を近くに寄せないことも大事です。

 

他罰的な人からの評価で、自分への信頼を奪われないことはとても大事です。

 

 

奪われた自信を取り戻すためのオススメ本1冊

どうせ自分にはできないんだ……」という諦めやすい考え方のクセは、結果に大きな影響を与えるので変化させることが望ましいです。長年の考え方を今日明日で一気に変えることは難しいかもしれませんが、人はじっくりとなら変わるものです。

 

他人と関わると卑屈になってしまう人や、何でも良いから変化する取っ掛かりが欲しい人は、否定的な感情を自分でケアする方法を学べるあたらしい自分を生きるために アサーティブなコミュニケーションがあなたを変える』(森田汐生 著)という本がとてもオススメです。

 

自分の健やかで穏やかな心を大事にして、攻撃的な人から身を守る方法も教えてくれます。

読みやすい本なので、中学生から大人まで気軽に読むことができます。

 

 

5.復習:ロールモデルを決めるポイント

最後に、お手本にするロールモデルを決めるポイントを復習として書いておきます。

  1. なるべく大人数の中から選んで、積極的に関わる。ただし、ロールモデルとした人にも欠点があることを受け入れて、完璧な人ではないという意識をもっておく。
  2. 外部からの評価に依存せずに、自分で成長をノートに記録することで、自分の能力への信頼を高める。
  3. 指導者に大きすぎるプレッシャーがかかっていないかを見極める。指導者のイライラのはけ口は、身近な下の立場にいる人に向かいやすい。
  4. できないことを辱める指導者からは距離をとる。その人は、あなたの自信を不当に奪う人物なので、実力不足の反面教師にする。

 

自分にもできそう」と、自信を持ち続けられる良い環境を選ぶことが大事です。

 

 

6.まとめ

学習をするときには、お手本となる人を見つけて、行動を真似して取り入れることが効果的です。ぜひ今日からミラーリングをするお手本になる教師探しと反面教師探しを始めてみてください。

 

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