学びキャッチアップ

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世にも怪しい速読法と、私が信じる速読法

今日は怪しい速読と信じられる速読の話です。

サムネイル,怪しい速読と信頼できる速読

 

1.生成AIと速読術

世の中怪しいものほど役に立つものがありまして、youtubeやビットコインやリモートワークといったものは今でこそ広く知れ渡っていますが、10年前は怪しい存在だったはずです。

 

速読もその一つで今もちょっと怪しい分野だと思います。ですがこれから先、速読をたしなんでおくことがきっと役に立ちます。

 

というのも、生成AIで多くの人が大量の文章を作り出せるようになるからです。

 

速読の本を数冊固め読みしてわかった、現実的な速読の方法を紹介します。

 

2.世にも怪しい速読法

  • 手をかざすだけで内容が読み取れる。
  • 頭の上に本を乗せるとイメージが脳内に流れ込んでくる

これはもちろん怪しいタイプの速読です。

近寄らない方がいいです。

 

3.速読術は生成AIの処理に近い

怪しくない速読は、知れば知るほど生成AIの処理過程に近いです。

 

その特徴は。

  • キーワードやキーフレーズを長文の中から見つけ出し、その前後を読む。→「Ctrl+f」の検索に近い。
  • 文章をざっと読んで大事なところを要約する。→単語やフレーズの「重み付け」と、関連性の高いフレーズをつなげて要約文を生成する機能。

 

速読の専用単語には、フォトリーディング・スキミング・スキャニング・ミカン集中法・フォーカスリーディングなどがあります。

 

4.速読の速読練習

私がモヤモヤしているのは、速読本の中に書かれている練習方法です。

 

疑問に感じるのは次の練習法です。

  • 複数の単語から脳内で文章を生成する  「じ・ど・ゃ・う・し」→自動車の単語をつくる
  • 家事の手順が書かれた文章を並び替える
  • 単語やイラストを瞬時にカテゴライズして仲間外れを探す

これらは視覚処理よりも脳内で並び替えるワーキングメモリの練習に近い上に、音韻の処理過程の話なので速読の分野からは外れる気がします。

 

カテゴリー認知のタスクも、処理が知識量や経験にも依存しているので疑わしいです。

 

 

一方で、数ある練習法の中からやってみようと感じることは、

  • 右脳で写真のように文章を記憶する
  • 視野を広げようとする
  • 眼球運動を速くする

こちらは超現実的で手が届く練習法です。

 

 

5.重要:読書スピードは知識量に関係する

速読関連本を固め読みしていま私が一番信じていることは、「速読は知識量に関係する」ということです。

 

速読を身に付けるためには、最初の段階ではじっくりと単語や関連性の意味を理解することが必要ということです。

 

速読は魔法ではないので、小中学生が速読を通じて苦手な科目を得意科目にすることはあり得ないと思います。地道に勉強をしなければ速読なんて夢のまた夢、速読は魔法のままです。

 

大人の勉強でも、(これは私が強く感じていることですが)ある分野では速読ができても、他のジャンルになると速読は使えないということがよく起こります。

 

速読は読書の結果であってツールではないというのが今の私の感想です。

 

もしも「13歳からの速読」なんて本が出て成績の一発逆転をそそのかす出版社が出てくるなら、「速読を目指すよりも、まず1冊は速読を使わなくてもいいから本を読んだ方がいい」と意見をぶつけたいというのが私の考えです。

 

6.速読関係で良かったオススメ本

『ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方』

最近読んだ中では一番実践的で現実的な本です。内容理解・思考・アウトプットとしてニュースへの反論など、口がうまくなりたい人に合っている本です。仕事にも活かせる内容です。

 

『1冊10分で読める速読術』

ジャンル別の速読の方法を解説してくれています。

「小説や随筆は(あらすじの把握以外では)速読に向かない」や、本の選び方・眼球の動かし方を解説した本で、こちらも地に足がついた解説です。

 

 

『図解!10倍速く本が読める』

フォトリーディングに興味があるなら王道の入門書です。フォトリーディングの方法を順を追って図解してくれている本です。

 

ちなみに、フォトリーディングは仕事術の良い本をたくさん書いている久保田崇氏が実践していた読書法です。