「やっと外に出られる!飲み会ができるぞ!」
秋になって衣替えをした人たちが、緊急事態宣言の解除を受けて「これでひきこもりから解放される」と旅行雑誌を開き始めます。
その一方で、季節が変わっても、勉強や仕事に向かえず、社会との関わりが止まっている「こもりびと」がいます。そうなった理由は様々で、社会の状況や、個人の特性・いじめられた体験などです。
これまでは、人と関わらずに「感染症が怖い」と言っていれば、大勢と気持ちを共有することができました。しかし、その共感熱で温められた環境は、ぬるま湯に変わりつつあります、つかり続けていると、この先、寒く凍える季節が来ます。
「こもりびと」に暖かい熱をもたらすのは、個人に向き合うカウンセリングと、社会とつながる通信技術です。中でもテレワーク技術は、「こもりびと」が扱える強力なツールです。社会の中で、テレワークが盛り上がり、使われ続けることを願います。