認知症は予防をする時代になり、多くの方が取り組まれています。
予防は「思い立ったが吉日」と言われるように、興味をもったその日から始めることができます。
この記事は、多くの人の生活になじみが深い「漢字」に注目して、本を紹介しています。
次のような方に最適です。
- 新聞を毎日欠かさず読んでいる。
- 漢字問題に挑戦して、腕試しをしてみたい。
- 認知症の予防のために、気軽にできることを始めてみたい。
本屋にもたくさん本が置かれています。この記事では、選び方に迷わないように、できるだけ本の数を絞ってご案内します。
1.自宅でできる脳トレの本の選び方
2021年7月の厚生労働省の発表によると、日本人の平均寿命は男性が約81年、女性が約87年です。
健康体操や予防するための医学が広まり、脳のトレーニング、略して「脳トレ」が注目されています。脳トレは楽しんですることが、長く続けるコツです。
- 得意な分野から始める
- 信頼できる医者の先生の本を選ぶ
私からの提案は、医者の先生が書いている本です。この後紹介する本の著者である篠原菊紀先生は、医者として脳トレのドリルをたくさん出版しています。
内容も、昭和の時代の懐かしいイラストが豊富に載っていたりと、身近な内容で楽しく取り組めます。とても信頼が置ける内容です。
2.おすすめの本を紹介
1.『脳がみるみる若返る脳トレ 漢字・熟語ドリル』
この本の特長は次の通りです。
- 漢字の問題がたくさんある
- 本のサイズが大きくて見やすく、書きやすい
漢字と熟語の問題がズラリと並んでいます。漢字が好きで挑戦したい方にはピッタリの本です。問題の文字も大きく、字を書く枠も十分広いスペースがあるので、手が大きな男性でものびのびと書くことができます。
本のサイズも大きいので、視力の低下が気になっている方でも、ストレスなく読める点がポイントです。
2.『脳トレ思い出しクイズ』
なぞなぞや諺(ことわざ)、昔の日本文学の作品名など、言葉を記憶から引っぱりだす練習ができるドリルです。毎日新聞を読んでいる方や、ニュースを見ている方は、とても挑戦しがいがあります。
3.『脳トレ間違い探し』
大正、昭和生まれの方にとって、懐かしい遊びや風景、馴染みのあるテーマの絵が多く親しみやすいです。
旅行が好きな人は、江戸っ子村や広島の厳島神社のイラストがあるので、きっと楽しめます。買い物が好きな人は、ショッピングモールの絵の間違い探しを楽しめます。
多くのイラストがあり、飽きることなく続けられます。
3.お孫さんと一緒に脳トレ(番外編)
篠原菊紀先生の本ではないですが、お孫さんと一緒に、小学生向けのドリルを眺めてみると、意外と楽しく、目や脳に刺激が与えられます。
『漢字コグトレ』
コグトレとは「Cognitive(コグニティブ=認知的」と「トレーニング」を合わせた造語です。
これも漢字を使ったドリルです。小学1年生用~中学3年生用と、幅広いレベルに対応しているので、お孫さんに合ったドリルを選べます。
『ビジョントレーニング・ワークブック』
ビジョンとは「視野・視覚」のことです。
「目」を使った課題に特化した脳トレと言えます。点と点をすばやく線でつなげたり、迷路をしたり、お馴染みの課題が出てきます。
普段の生活の中では使わない目の動きをするので、脳に刺激が入り、脳を活性化してくれます。
まとめ
紹介した本を使って脳トレを始めて、自分やご家族の日常に、積極的に刺激を入れてみるのはいかがでしょうか?
認知症の予防にもなり、活力が出てきます。
予定を作れば、毎日の生活を豊かにできます。
脳トレは誰でも気軽に始めることができます。まずは、気になる1冊を手に取ることから始めてみてください。
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