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【中途入社の注意点】職場に馴染むために守るルール:整理整頓術

このブログでは、月曜日に整理整頓をテーマに記事を投稿しています。

 

今日のテーマは「ゴミの捨て方の暗黙のルール」です。

中途社員が職場に馴染むコツ、暗黙のルールと注意点



 

 

 

1.中途社員がうまく職場に馴染む方法

ルールを守れば信頼が溜まる

中途入社して誰もが最初に目指すことは、なるべく早くその職場に馴染むことだと思います。

 

新しく入ってきた中途社員には、期待や、興味や、疑いなど、色々な感情が込められた目線が向けられます。

 

ゴミ捨てのルールを守っていて褒められることは特にありませんが、事務職員さんはちゃんと見ています。ゴミ捨てのルールを守る人は確実に信頼ポイントが増えていきます。

 

それとは逆に、職場のゴミの捨て方を守らないと、たった1回で大事な信用を失うこともあります。新卒社員とは違いスリーアウトまで待ってはくれず「1アウト、チェンジ」です。

 

少し液体が残った缶コーヒーにタバコの吸いガラを入れて可燃物のゴミ箱に捨てる」行動は最悪ですよ。基本的に職場で汁は残してはいけません……

 

 

 

産業廃棄物の捨て方には要注意

まずは分別を基本にしましょう。

  • 燃えるゴミ
  • ペットボトルのキャップやラベル
  • 乾電池

 

そして、何がその職場での産業廃棄物に当たるのかは念のために確認をしましょう。

  • 化学薬品
  • 金属のスクラップ
  • 体液が付いた感染性廃棄物

すべて自治体ごとにルールが違います。さらに、同じ会社であっても事業所ごとに「これくらいならいいよ」というルールが存在します。ゴミの捨て方は「前の場所ではこうだった」が一切通用しません。

 

迷ったら、念のために「これって分けて捨てた方がいいですか?」と聞く方が安全です。「わからないことを質問するコミュニケーション」は入社したての頃は意外と使える方法です。入社前にはあらかじめ事業所のある市のゴミの捨て方をチェックしておいて、本当は分類の仕方をわかっているけれどあえて分からないフリをして質問をする方法もぜひ使ってみてください。

 

2.ゴミ捨てから新人の扱いがわかる

ゴミの捨て方の流れが分かってくると、人間関係も見えてきます。

  • 誰が雑務を速いスピードで処理している?
  • 雑務を上手くかわしている人は誰?
  • ゴミを集める時に、社員同士がどういう種類のコミュニケーションをとっている?
  • どういう声掛けをしている?どういう人柄か?
  • 雑務を手伝ってくれる人はだれか?

など、情報が山のように得られます。

 

  • シュレッダーのゴミ袋の交換
  • ルールが決まり切っていない場所の掃除

動ける人は雑務を高速で終わらせますし、やらない人は永遠にやりません。誰に質問をすれば誠実に教えてくれそうか、誰に仕事を依頼すれば早く処理してくれそうかなどの見込みは、雑務をする姿からかなり判断することができます。

 

そして、長年その職場にいるのに雑務を積極的に手伝ってくれる人は「いい人」です!積極的に仲間になりに行きましょう。

 

 

3.暗黙のルール:ゴミ箱にはナワバリがある

さて、ここで中途入社でよく出会う罠を解説します。

 

初見殺しとしてよくある例が、「通路に置いてあるゴミ箱が、共用にみえて実は共用ではない」という状況です。何の気もかけずにゴミを捨てようものなら、「ここに捨てないで!」と歯茎むき出しで威嚇する人もいます。

 

「会社のゴミ箱だから、誰がどこのゴミ箱に捨てようと問題ない」と考えるのは問題大アリです。

 

ゴミ箱を誰かが占有している場合は勝手に捨てたらダメ」というのが暗黙のルールです。

 

わかりやすい職場では、1人1人の座席の下にゴミ箱があります。その場合はデスクの下のゴミ箱が「その人のゴミ箱」です。勝手にゴミを捨ててしまうと、「新人に勝手に私の縄張りのゴミ箱を使われた。侵害された!被害を受けた!」という負の感情を刺激してしまいます。

 

大丈夫だと思っても、念のために「ここに捨ててもいいですか?」と一言声をかけることが中途社員の身を助けます。

 

 

4.ゴミ捨ての仕事術が生きる

野性的な縄張りの感情からゴミ箱を独占する気持ちを持っている人もいますが、それとは別に仕事術の一つとしてゴミ箱を占有したい人もいます。

 

それは実は誰でも実践できて、なおかつ仕事のミスを事前に防ぐことができる方法です。こちらも合わせて実践してみましょう。

 

その方法はこちらの記事で案内をしています。

 

 

5.おすすめ:雑務を評価されるようになる本

ゴミ捨てを含む雑務を評価アップのキッカケにした人には『雑用は上司の前でやりなさい』を読んでみてください。銀行員の人が書いています。上司に雑務を評価してもらうための行動ノウハウがギッシリと詰まっています。

 

 

過去の整理整頓記事はこちら。