このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)

93冊目は『なぜミーティングで決めたことが実行できないのか』です。
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1.著者の経歴
- 矢本治(Yamoto Osamu)氏
- 日本初の「ミーティングコンサルタント」として、株式会社チームサポートプロを設立。
- 中小企業から一部上場企業、外資系企業まで、多種多様な業種のミーティングをサポート。
2.ビジネススキル
獲得できるスキル
| 1 | 会議術・ファシリテーション |
| 2 | 段取り・優先順位付け |
| 3 | タスク分解力・タスク管理力 |
位置づけ・読み方
- スイスイ読める
- 理論的・抽象的な内容
- 理論に対して、実際の具体的な働き方を当てはめて読む
3.内容
ミーティング術の効果
著者は、ミーティング術を次のように位置付けています。
- 短い時間で価値観の異なる複数人をまとめるためのコミュニケーションスキル
決めたことができない要因
後回し
- 会話に「後で、空いている時間に、どこかで」の単語が多い。
プロセスの中断、検証不足
- 決めたことを1,2度実行しただけで、そのままになっている。
- 進捗の検証、修正をする場がない
- 実行できないのは個人のモチベーションやタイムマネジメントが原因だと思っている。
現状維持で何もしない
- 同じ人ばかりが話していて、他のメンバーは賛成しかしない
- 実行できない理由や言い訳を話す場面が多く、結局現状維持の仕事ばかりしている
- 若手から発言がない。新しいアイディアが出ても、できない理由を挙げて潰されてしまう
- 結論を先延ばしにして何も決めない、決まらない
実行に移す労力を下げる
著者は、実行に移せない原因を次のように整理しています。
- 実行できないのは、行動できないのではなく、「考える・決める」で止まっていたから
その対策として、次の方法が挙げられます。
- 「何も考えず行動できる」を、ミ-ティング中とミーティング後に分けて設計する。
- 負荷のかかることを個人任せにせず、可能な限りミーティングで決め、後は実行あるのみにする。
- ミーティングで決めたことと、定型業務の優先順位をリーダーと共有する
体制をつくる
管理職として、次の項目を考えておく必要があると解説されます。
- 誰がどのくらいの仕事を持っているのか
- このタスクは誰にお願いするのがベストか
- 選択と集中の考え方で、仕事が出来る人に優先順位の高いどのタスクを預けるべきか
- 提案した人を安易に管理者にしない
- 1つの役割に原則2人体制 (※3人4人体制になると、誰かがやってくれるだろうと実行力が下がる)
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4.私の感性
良かった言葉
決まったことを全部実行できるほど器用ではない。では、どう協働すれば良いか。
1カ月後より3日後の方が、突発的なトラブルが起きている確率は低い。だったら3日以内に行動した方が良いのです。できれば今日、当日に着手するのがベストです。
私の考え方
30分以上の会議に比べて、数分~十数分のミーティングの立ち話では、その後の着手スピードがより求められます。
- 実行スピード
- 検証のしくみ作り
これらを実現するには、全部抱え込むことは無理があるので、任せる働き方と、他のタスクを断る行動習慣が必須です。
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5.関連記事の紹介
メンバーへの任せ方は、『任せ方がわかりません』を読み、考えるキッカケにしましょう。
自分でやった方が早い、任せ方が分からない、という課題に向き合うための1冊です。
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以上、『なぜミーティングで決めたことが実行できないのか』の紹介でした。
このブログでは、仕事術のほかに、だれでも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。