このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)
7冊目は『要領がいい人が見えないところでやっている50のこと』です。
1.著者の経歴
- 建設会社役員、税理士、大学講師、時間管理コンサルタント・セミナー講師。
- 5つの仕事を掛け持ちしている。
2.ビジネススキル
2-1 スキル表
1位 | 習慣づくり・健康促進 | ◎ |
2位 | 会議術・ファシリテーション | ◎ |
得られるスキルは1位が「習慣づくり・健康促進」、「会議術・ファシリテーション」です。
2-2 位置づけ・読み方
「スイスイ読める本」で「実践的・具体的」な内容です。
「職場での行動を振り返りながら読み」、「改善したい行動をハッキリさせ」ましょう。
3.内容
会議の種類を網羅する
会議をする目的を決めておくというのは大事な仕事術の一つです。
この本では、会議の役割を11種類に分類しています。そのうちのいくつかを抜き出すと、
- ブレインストーミング会議:アイディアや解決策を出し合う
- キックオフ会議:新しいプロジェクトの開始時。役割分担などを行う
- タウンホール会議:会社の全体的な状況や戦略を共有する
などがあります。
体と心の体調管理をする
体調管理は、
起きる時間にフォーカスする前に、寝る時間を死守するのです
と、言われてみればその通りのことを気づかせてくれます。
体と心の不調を具体的なチェックリストにしてくれています。10個以上あるリストの中から抜き出すと
- 慢性的な疲労感
- 自己評価の低下
- 決断力の低下
などがあります。
自分自身の健康を守れてこそ、パフォーマンスを発揮できます。
さまざまなテクニック
優先順位付けは、
その日のうちに仕事が終わらないことがあるから
と、するべき理由を説明してくれます。
その他、テクニックが盛りだくさんなので、気になる方はぜひ読んでみてください。ピッタリの仕事術がきっと見つかりますよ。
4.私の考え方・良かった言葉
4-1 私の考え方
会議の目的の分類はとても良かったです。
また、体調管理はチェックリスト形式にすることで、状況を素早く確認することができるので活用しやすいと感じました。
「優先順位付けをする理由」については、「その日じゅうに終わらないタスクがあるからこそ必要」と言語化してくれているところが良かったです。キャリアを重ねる上では「優先順位付け」は避けては通れないですね。
4-2 良かった言葉
ここまでに紹介してきたフレーズがとても良かったので、もう一度繰り返して載せます。
起きる時間にフォーカスする前に、寝る時間を死守するのです。
「5時に起きて活動!」と意気込む前に、「じゃあ何時に寝るの?」と問いかけることは大事ですね。
優先順位付けが必要な理由は、その日のうちに仕事が終わらないことがあるからです。
5.関連記事の紹介
「優先順位付けが苦手」は発達障害の人がよく口にするフレーズです。苦手を補うためには、「来た瞬間に仕事のボールを打ち返す「超スピードシングルタスク」が使えるのでは?」と考えて書いた記事です。
以上、『要領がいい人が見えないところでやっている50のこと』の紹介でした。
このブログでは、仕事術のほかに、だれでも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。