このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)

68冊目は『コンサルだけが知っている伝え方のテンプレ』です。
1.著者の経歴
- 田中耕比古(Tanaka Tagahiko)氏
- コンサルタント
- 株式会社ギックス共同創業者
- 商社系SI勤務歴
- アクセンチュア戦略グループ勤務歴
2.ビジネススキル
2-1 スキル表
| 1位 | ロジカルシンキング | ◎ |
| 2位 | タスク分解力 | ◎ |
| 3位 | 説明力 | ◎ |
得られるスキルは1位が「ロジカルシンキング」、2位が「タスク分解力」、3位が「説明力」です。
2-2 位置づけ・読み方

「スイスイ読める本」で「実践的・具体的」な内容です。
読書は「スピード感を大事」に、「必要なところを抜き出す」読み方がオススメです。
3.内容
話す前に整理する
相手に話す前に、次のことを整理する必要性が書かれています。
- 言いたいことを漏れなく言語化する
- 言語化したことを整理する
- どんな順番、深さ、細かさ(粒度)で話すのかをを、話す前に設計する
「思いつくまま話すとたお互いのストレスになる」ことを意識することが最初のステップと書かれています。
八つの型を使い分ける
この本の中心テーマは、「伝達をするときの8つの型」です。
- 時系列で話す:準備では、時系列の起点を決めて並べ替える
- 中心キーワードに向けて、単語や短文を収束させていく:(準備)マインドマップを中心に向けて書く
- 相手の興味に合わせて情報を並び替える:(準備)相手の立場・背景・知っていること・知らない事・知識・興味のある事・気にしていること・経験を想像する。
- Before(現在)-After(将来の理想像)の差分を明らかにする:(準備)なぜそれが起きるのかを整理する。
- ゴールを明確にして、それを達成するためにキーファクターと順番を探す。
- 比較対象を説明する:(準備)他と比べると?なぜそうなる?どのくらいの程度かを定量的に表す
- 抽象度を下げて、日常語・具体例・感情的な言葉に置き換える:(準備)評価軸や前提条件を整理して論点を揃える
- 話のスコープ(範囲)を定める。
選んだ型を、次の「説明の構造」に沿って組み入れます。

プレゼンをする時のチェック
準備の時にチェックできることは次の通りです。
- 仮説ベースで相手の興味や準備に触れている?
- 相手の状況を無視していない?
- 主観的な情報や定性的な情報に終始していない?
- 相手が理解しやすい客観的なデータが含まれている?
- プレゼンはどこを目指している?
- 提案内容やメリットが自分事として伝わっている?
- 相手が動きやすい導線が用意されている?
そして、プレゼン本番で確認することは、次の通りです。
- 話し始める前に目的を言っている?
- 相手の発言で同意や確認がとれている?
4.良かった言葉・私の考え方
4-1 良かった言葉
言葉と言葉の関連性を線でつないでみましょう
マインドマップを外側から内側に収束させる考え方はとても新鮮でした。
4-2 私の考え方
会話術や話し方は仕事術の集大成であり、総合格闘技のような難易度が高いテーマと考えています。
そこにはすべてが出ます。1人で完結できる整理整頓(5S)・メモ術・ノート術、次に相手がいる報連相・根回し術メール術チャット術・タスク管理術、そして集大成としての「会話術・伝え方・話し方」です。
私も話す力に課題を感じているところで、「テキストベースで整理する能力を会話に活かせる」と本で説明されていると未来に希望が持てます。
本書の言葉を借りると、伝達は、
[1]言語化テンプレによる思考整理(5ステップ)
[2]伝え方テンプレによる伝達設計(4ステップ)
に分かれます。
実際に相手に対面する前に、話す内容を上手く整理することがで物事を上手く説明できるようになる、という流れをトレースすることができるビジネス書でした。
5.関連記事の紹介
以上、『コンサルだけが知っている伝え方のテンプレ』の紹介でした。
このブログでは、仕事術のほかに、だれでも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。