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【仕事ができる人の仕事術・ビジネス書300】東大生はなぜコンサルを目指すのか(感想レビュー)

このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)

仕事ができる人,本でビジネススキルアップ!,心構え・マインド,職業キャリア

65冊目は『東大生はなぜコンサルを目指すのか』です。

 

1.著者の経歴

  • レジー氏
  • 一般企業で事業戦略・マーケティング戦略に関わる仕事に従事

 

2.ビジネススキル

2-1 スキル表

1位 心構え・マインド
2位 職業キャリアづくり

得られるスキルは1位が「心構え・マインド」、2位が「職業キャリアづくり」です。

 

2-2 位置づけ・読み方

仕事ができる人,ビジネススキルアップ,心構え・マインド

じっくりと理解する」本で、「理論的・抽象的」な内容です。

読書は「まずは書かれていることを理解」して、「新しい着眼点を見つける」読み方がオススメです

 

 

3.内容

A.成長して安定したい

この本を読む最大のメリットは次のフレーズを読むことです。

安定したい。だから成長したい。

コンサルは激務で高収入という印象が広まっています。コンサルを目指す人や、スキルアップを目指す人にはこの気持ちがあると書かれています。

 

どこに行っても結果を出せる人材になりたいという気持ちの深層心理を見事に表しているフレーズです。

 

B.ハードワーカーの言葉に触れられる

今となっては「激務をした方がいい」とリアルでは言う人は少ないですが、ハードワーカー実践者の言葉が読めることもこの本のポイントです。

ハードワークで勝つまでやる。ワークライフバランスなんて言ってると戦いに負ける byニデック代表取締役

 

200時間残業やれとはまったく思わないけど、提示退社生活してて200時間残業10年やってた俺たちに同じ場所で勝とうとは思うなよとは思う。(ツイート)

 

朝イチの指示に、その日の午後や日をまたいで結果を見せているようでは遅い。

 

長時間労働を制度でなんとかさせまいとしている企業努力は『持続可能なハードワーク』の中で書かれています。

 

 

C.成長教

ハードワーカーを「成長教の信者」と書いています。

  • 他人に発信してはずかしくない看板が欲しい
  • つぶしがきくスキルが欲しい
  • ポータブルスキルが欲しい
  • もっとお金が欲しい
  • 会社は自分を守ってくれない
  • 成長することは善、そうしない人たちを異端として扱う
  • 周りよりも先んじたい
  • 仕事に役立つ情報を短時間で吸収したい

成長教。良いと思います。成長を目指さないより、目指した方が世界が広がって面白いです。

 

 

4.良かった言葉・私の考え方

4-1 良かった言葉

成長したいの裏側には安定がある。

ハッと自分が気付いていなかった気持ちに気づかされました。

 

とはいえ、私はどちらかというと成長教の信者だと思います。できることが増えることは純粋に楽しいですし、経験を積んで職域を広げることは仕事の面白さの一つだと思っています。

 

4-2 私の考え方

仕事の面白さは

  1. 慣れた仕事を超スピードでタイムアタックすること
  2. 専門スキルを土台にして、新しい未知の分野に職域を広げていくこと。

の二つにあると私は考えています。

 

心身の健康を保った上でのハードワークは、どちらも可能にしてくれます。今の時代は誰も負荷をかけてはくれないので、物足りないと思うのなら自分自身で行動スピードを速めることが手っ取り早いと思います。

 

東大生でなくても、学歴に関係なく現わせる態度です。「忙しいふり」をしないといけない職場よりも、そこそこ忙しい職場の方が命を燃やしている感覚があって私は好きです。

 

20代や30代でコンサルティング会社への就職転職できるかを知りたいなら

『「コンサルティングファームに入社したい」と思ったら読む本』がいいですよ。

コンサル流の仕事術を身に付けたいなら、『仕事ができる人の当たり前』も良い本です。

この本は過去記事でも紹介しています。

 

さいごに、事業会社でコンサル的経験をしたいなら、

  • 業務拡大中
  • 人員をどんどん増やしている
  • 業務フローが未整備の企業
  • 人の入れ替わりが激しい業種

はピッタリです。誰も手をつけない仕事が放置されてゴロゴロ転がっています。

 

 

5.関連記事の紹介

以上、『東大生はなぜコンサルを目指すのかの紹介でした。

このブログでは、仕事術のほかに、だれでも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。