このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)
59冊目は『仕事の片付け』です。
リンク
1.著者の経歴
- 磯島裕樹(Isojima Hiroki)氏
- 株式会社NTTデータでSE勤務歴
- 磯島コンサルティングオフィス代表
- 株式会社ProsWork代表取締役社長
- maimani株式会社代表取締役
2.ビジネススキル
2-1 スキル表
1位 | 段取り・優先順位付け | ◎ |
2位 | ロジカルシンキング | ◎ |
得られるスキルは1位が「段取り・優先順位付け」、2位が「ロジカルシンキング」です。
2-2 位置づけ・読み方
「スイスイ読める本」で「理論と実践のバランスが良い」内容です。
読書は「スピード感を大事」に、「必要なところを抜き出す」読み方がオススメです。
3.内容
高く売る方法の解説書
この本のコンセプトは「商品やサービスの値段を高くするにはどうすれば良いか?」の解説です。物品の整理整頓よりも、事業の「選択と集中」がメインテーマです。
売値を高くする方法として、次の3要素が挙げられています。
- オーダーメイド生産
- 属人化されていた情報を一元化して共有
- 自由診療
これらに含まれる要素は次の通りです。
- 仕入れルートが多い(世界中から仕入れ可能)
- 専門の組み立て技術がある
- 型落ちで値下がりしにくい
- 個別のカウンセリングを実施
- 精密な検査
- 定額(保険診療)から脱却する
高く売る視点
提供側の視点として、次のことが大事だと解説されます。
- 値段(欲しい年収)から決める
- 他者商品と比較できないようにする
- 原料を高くする
- 値段の高い新商品を複数用意する
- 限定性を持たせる
顧客の性質を選ぶ
顧客の設定として、次のことが大事だと解説されます。
- 顧客が死ぬほど困っているコトに耳を傾ける
- 今すぐ解決したいことを売る
- 取引先が欲しがっている競争力を提供する。
リンク
4.良かった言葉・私の考え方
4-1 良かった言葉
集中するために損切りする
顧客が死ぬほど困っているコトに耳を傾ける
4-2 私の考え方
本書では次の要素が大事だと読み取りました。
- 個別対応
- 受注後に提供する
- 在庫は少数で済む
- 仕事道具が高い
顧客が「ずっと今の状態を続けたいというニーズ」を満たすために、提供側が動き回るスタンスは大事だと考えています。
強みを活かす戦略では
「ファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略」や、
リンク
「ランチェスター戦略」が、
リンク
小規模な組織の考え方と相性が良いと感じました。
5.関連記事の紹介
以上、『仕事の片付け』の紹介でした。
リンク
このブログでは、仕事術のほかに、だれでも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。