このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)
55冊目は『図解いちばんやさしく丁寧に書いた業務マニュアルの作成』です。
1.著者の経歴
- SE勤務歴
- リクルート、プルデンシャル生命保険勤務歴
- 株式会社2.1を創業、代表取締役
2.ビジネススキル
2-1 スキル表
1位 | 仕組み化 | ◎ |
2位 | 業務改善 | ◎ |
得られるスキルは1位が「仕組み化」、2位が「b業務改善」です。
2-2 位置づけ・読み方
「スイスイ読める本」で「実践的・具体的」な内容です。
読書は「スピード感を大事」に、「必要なところを抜き出す」読み方がオススメです。
3.内容
マニュアルを誰が何日で作るか?
著者は事業としてマニュアル作成や業務改善を行っています。
小規模な事業所のマニュアル作成で多くの迷うポイントの判断基準を与えてくれます。
マニュアル作成は何人ですると良いか?
- 1人で進めるとスムーズ
- 複数人だと内容を絞り込めなくなる
- 複数人だと統一感がなくなる
マニュアル作成はどのくらいの日数で作るか?
- 早くて1週間~1加越以内で作る
作成日付・作成者の名前・運用テスト、使用頻度の調査は必要か?
必要ない、と書いています。本の内容にはその理由も詳しく書かれているので、マニュアル作成が必要になった時はぜひ活用してみてください。
マニュアル管理委員会
マニュアルの運用方法についても解説されています。
- マニュアル作成担当者
- マニュアル運用担当者
それぞれを決めて、計2人以上で更新を担当することで属人化を防ぎ、転勤や休職にも対応できると解説されます。マニュアルを機密情報として扱うことも大事な視点だと書かれています。
4.良かった言葉・私の考え方
4-1 良かった言葉
個々のオリジナルルールの発生を防げる
箇条書きで良い
4-2 私の考え方
業務マニュアルは人の流動性がある職場で活きます。
自分がいなくても別の人が進めてくれる仕組みを作ることは、不公平感や品質を均して一定にするためには必要なものと考えています。何より、忙しい中での伝達や、調べればすぐにわかることをオープンクエスチョンで何でも聞いてくる年上社員に、集中している手を止めて伝える手間を省くことができます。
働き手が減り、時短勤務や休職で社員数が減って忙しくなる前に、マニュアル作成は必須と考えています。いつでも引き継ぎができるように業務メモを増やしておくことで、それをそのままマニュアルとして使えると考えています。
5.関連記事の紹介
以上、『図解いちばんやさしく丁寧に書いた業務マニュアルの作成』の紹介でした。
このブログでは、仕事術のほかに、だれでも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。