このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)
21冊目は『いつも時間が無い人のためのタスク管理の結論』です。
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1.著者の経歴
- 北村拓也(Kitamura Takuya)氏
- 広島大学工学研究科情報工学専攻卒(飛び級で卒業)
- 広島大学学長特任補佐
- 広島大学起業部の教員担当
2.ビジネススキル
2-1 スキル表
1位 | 時間管理術 | ◎ |
2位 | 段取り・優先順位付け | ◎ |
得られるスキルは1位が「時間管理術」、2位が「段取り・優先順位付け」です。
2-2 位置づけ・読み方
「スイスイ読める」本で、「理論的・抽象的」な内容です。
読書は「書かれていることを理解」して、「仕事に活かせる方法を見つけて実践する」読み方がオススメです
3.内容
代表的な時間術を幅広く解説
- GTD:収集(タスクの書き出し)、処理(次のアクションの判断)、整理(アクションのカテゴライズ)、見直し(リストの優先順位の見直し)、実行(タスクの実行)と分けてタスクを処理する方法。
- ポモドーロテクニック:30分行動と5分休憩を繰り返す。
- アイゼンハワー・マトリクス:重要度と緊急度での優先順位付け。
- If-thenプランニング:「この状況になったら、こう動く」と決めておく。
- スクラム:プログラミングで使われる開発手法。即座にプロセスに反映させる。
- スモールステップ法:目標を細かく分けて、段階ごとに設定する
詳しい実践方法は、本の中に詳しく書かれているので、ぜひ読んでみてください。
手法の疑問を解消
ポモドーロテクニックについては、
- 自分の集中力に合わせて設定していい。
- 行動中にふと思いついたタスクは、メモに書き留めておいて、元々の作業に戻る
重要度と緊急度を使った優先順位付けについては、
- 何が重要なのかの判断が難しいことがある
if-thenプランニングについては、
- 条件を考える段階で意志力が必要になる
など、客観的な視点で注意点を教えてくれます。
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4.良かった言葉・私の考え方
4-1 良かった言葉
(ポモドーロテクニックは)自分の集中力に合わせていい
「60分集中、3分休憩」や80分集中、10分休憩」を試してみようと考え方が広がりました。
4-2 私の考え方
「1人作業に限っては、将来的に技術が身に付けば時間術を使うことなくごり押しで、いくらでも帳尻は合わせられる」と考えています。
時間管理術が必要な理由は、自分自身が
- 知識が浅い
- 技術力が未熟
ことと、2人以上で働く場合には
- 連絡調整や情報共有のコスト
- 無茶な納期設定
- コントロールしきれない要因
があるからだと考えています。
所要時間の正確に見積もる段取力と、その予定時間内におさめるための時間管理術はセットで伸ばせる力だと考えています。
5.関連記事の紹介
以上、『いつも時間が無い人のためのタスク管理の結論』の紹介でした。
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