このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)
20冊目は『仕事は「段取りとスケジュールで9割決まる!」』です。
1.著者の経歴
- 飯田剛弘(Iida Yoshihiro)氏
- インサイトテクノロジーズ勤務
- 外資系企業でマーケティング部を立ち上げ
2.ビジネススキル
2-1 スキル表
1位 | 段取り・優先順位付け | ◎ |
2位 | 時間管理術 | ◎ |
3位 | チームづくり | ◎ |
→ | タスク分解力 | ○ |
得られるスキルは1位が「段取り・優先順位付け」、2位が「時間管理術」、3位が「チームづくり」です。
2-2 位置づけ・読み方
「スイスイ読める本」で「理論と実践のバランスが良い」内容です。
読書は「スピード感を大事」に、「必要なところを抜き出す」読み方がオススメです。
3.内容
生産性の考え方
生産性 = 仕事の成果の価値 =作業の質 / 時間
と解説されます。
見積もりのギャップを減らす方法
見積もりのギャップを減らす方法は次の通りです。
- 先輩や同僚と相談をする。
- ギャップの原因を特定して改善する。
- 依頼者とすり合わせの時間をとる。
- 見積もりの精度に自信が無い時は、1.5倍の時間を見込む。
todoリストの弱点
todoリストは次のことが書かれていないことが弱点だと解説されます。
- いつから始めるか
- どれくらい時間がかかるか
- いつまでに終えるべきか
4.良かった言葉・私の考え方
4-1 良かった言葉
人にお願いできない原因は、あなたの考え方にあります。(85ページ)
自分自身がボトルネック、つまり、遅れの原因を作っている主犯格であることを認めることが第一歩です。(66ページ)
スキルが低くても「作業時間の見積もり」がうまいと評価されます。見積もりに失敗すると遅延を引き起こし、周りからの評価は落ち、信用を失います。
4-2 私の考え方
この本は一級品の仕事術の本です。
長時間労働も、業務量の異常な偏りも、パワハラやモラハラも、私の態度が引き起こして継続させている自分側の要因を考えるキッカケにできました。
「仕事を頼んで嫌がられるのが嫌、助けを求めたくない、教えるのが手間に感じる」などの気持ちに向き合い、表す行動を変える必要性を教えてくれます。
「todoリストに書かずに5分以内で終わらせる」仕事術は、私自身の転換点になった考え方で、今でも継続して活用している方法です。
5.関連記事の紹介
整理整頓をテーマに、捨てることを見越して物を買うことを書いた記事です。
以上、『仕事は「段取りとスケジュールで9割決まる!」』の紹介でした。
このブログでは、仕事術のほかに、だれでも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。