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【仕事ができる人の仕事術・ビジネス書300】しごとごっこ(感想レビュー)

このブログでは、300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。

仕事ができる人,本でビジネススキルアップ,心構え・マインド,業務改善,チームづくり

126冊目は『しごとごっこ』です。

1.獲得できるスキル

1 心構え・マインド
2 業務改善
3 チームづくり

 

2.内容

しごとごっこを減らす目的

著者が「しごとごっこ」と呼ぶ行動を止めることで得られる状況は「社外、社内の部署間、同僚と迅速なコラボレーションをすること」です。

 

一言で表すと時代に乗り遅れる可能性がある行動が次のように並べられています。

  • 「とりあえず」関係者を集めて会議をする。
  • そのための説明資料を作る。
  • 会議室の予約、稟議、押印の手間をかける。
  • これらをすべて対面で行う。

著者の沢渡あまね氏は、多数書いている本の中で「タコツボ化」という言葉を使い、自分の部署の事だけを考えて全体の進行が非効率になっている状況を指摘し、解決方法を提示してくれています。

この本には、「非効率的な慣例を何も考えずに続けていると、時代に取り残された人が集まる組織になってしまいますよ」というメッセージがあり、業務改善を実践するための視点が多く提供されています。

 

電話のデメリット

組織内の情報格差を生む

  • スピーディーに関係者に伝わらない
  • 伝言の途中で情報の精度が落ちる

 

3.私の考え方

良かった言葉

電子が基本、紙はオプションくらいにスパッと割り切る

 

多様な人たちを集めただけ、いつまで続けますか?

 

私の感性

直接部門がいい

私にとっては、社外の人や他部署の人と協力をして物事を進める機会があることが大事です。

  • 外部の人と関わるので飽きがこない
  • 狭すぎる人間関係に縛られ過ぎない
  • 直接部門として利益に直結する仕事に関わることができるので、間接部門の職種よりも組織内の立場が保たれやすい

外部の人に関わる時間を多くとるためには、内側の定型業務を標準化して、楽に・ストレスなく・ミスなくできるようにすることが大事と考えています。

 

社外の人の代行業務をする

仕事の多くは相手に時間がないから代わりにしてあげることでお金をもらう「代行業務」です。ディスプレイ上で完結する業務は特にAIを使った効率化と自動化に置き換えられやすく、代行業務の受注数を減らします。

 

分業と代行の商習慣があるから任せられているだけで、多くの人がAIの自動化で暇になった場合、「相手に時間がなかったから任せられていただけの業務」は引き上げられていきます。

 

非効率に仕事をすすめることは「忙しい状況」を演出するための手段として使われてきました。パワハラ防止法や長時間労働規制が大事にされるようになり、仕事を引き受け過ぎないことが身体と心を守るための手段とされてきた時代はもう終わりつつあるように感じます。

  • 時間があっても技術的にできない(治療)
  • 時間が果てしなくかかりそうで労力が予測できない(馴染みのない業務)
  • 力が足りずに運べない(移動・物を運ぶ)
  • そもそも面倒

どれも、こちらが積極的に動いたり、時間をかけて身に付ける技術があると、外注し続けてもらえる仕事です。外注の理由が「面倒」というのが、意外と長続きする理由になるかもしれません。

 

仕事を終わらせてしまう恐怖心と戦う

「仕事ができる人」とは、仕事を減らすことができる人のことです。目指す以上は「次にする仕事が無くなる恐怖心」と必ず戦うことになります。

 

タスクを完了させたり効率化する行動は、次の恐怖心を生み出します。

  • 一時的にも手元の仕事が無くなる恐怖。→同僚から暇そうに見られて、悪い印象を持たれる恐怖。

AI技術を身に付けること、高齢者の減少と18歳未満人口の減少は次の恐怖心を生み出します。

  • 受注する仕事が減る恐怖
  • 職種へのニーズが縮小する恐怖

 

「仕事を減らす達成感」と「仕事が一時的に無くなる恐怖心」は同時に発生します。その2つの感情を同時に感じつつ物事を前に進めることで、体を動かすプロセスの一部に外部環境に対応できる知識と技術が刻み込まれます。そうした経験と時間が「1つ終わらせても次がある」という自信を与えてくれます。

 

社内でも社外でも「この人のため」を意識する

他部署や外部の人と関わると「この人のため」がハッキリします。

  • 専門職として:ニーズがある相手に、権威性のある代行をする
  • 中間管理職として:役員や社長相手に仕事を進める
  • プレイヤーとして:実益を得る相手のメリットになることを考えて段取りを組む

この人のために仕事をしている」という実感はとても大事と思っていて、「N1=実在する1人のニーズを重視してサービス設計をする」考え方には親近感を感じます。

 

社内の人相手だと、たまに「こんな人のために仕事をするなんて……」と感じさせる人がいますから、外部の小数相手の仕事を一部受け持つことは精神衛生上良いことだと感じています。

  • 顔の見えない誰かの後始末をしなくていい(食堂に放置された食べ残しのカップ麺を捨てる作業を「仕事」と呼ばなくていい)
  • 母数がある程度予測できるので、段取りを組みやすい

尻ぬぐいは、5種類ある「ブルシットジョブ」の一つです。不誠実で見返りのない相手に、労力をギブし過ぎないことが健康的に働くためには大事です。

 

ブルシットジョブという言葉をこの記事で扱っています。ブルシットジョブの行き着く先は「社内失業」と私は考えています。社内ですることがない状態は、想像する以上に苦痛です。

売上につながる注文は外部にしかないので、他部署や組織外の人間の動きに思いを巡らせることが仕事の本質で、外部環境を考えつつ仕事の進め方を工夫して変えることは、本来面白いことであるはずです。

 

ディスプレイ上だけで完結しないタスクを受け持ち、多少面倒でも外部との窓口担当としてのポジションを持つことが、職業キャリアをつくるために大事な要素だと考えました。

 

以上、『しごとごっこから考えた内容でした。

 

 

4.次の1冊

 

このブログでは、仕事術と合わせて、どんな人でも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。