このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)

107冊目は『なぜ、あなたのチームは疲れているのか』です。
1.獲得できるスキル
| 1 | チームづくり |
| 2 | 指導力・メンバーの管理能力 |
2.内容
見えない資源=心理的リソース
この本の大きなテーマは「心理的資源」です。これが満ちているか不足しているかによって、管理方法を変える方法が提案されています。
この見えない資源の容量は、思考力・判断力・衝動制御に影響します。
枯渇すると、
- 複雑な思考ができない
- 安直な結論に飛びつく
- 目の前のことしか考えない受動的な思考になる
と、うつ状態に近づきます。
リソースあり:性善説の管理
性善説の管理は次の特徴があります。
- ルールは最小限
- 各自で考えて動く
- ▲業務の引き受けもメンバーにゆだねられるので、後回しや拒否が増える
- ▲責任感の強いまじめなメンバーたちが無理をしがち。使命感の強い人が消耗しがち。
責任感の差異を均すためには、優先順位をつけるルールを設ける対応が推奨されています。
リソース不足:性悪説の管理
性悪説の管理は次の特徴があります。
- 業務上のルールを明確にする
- ▲価値を生む業務よりも、ルールを守る事を優先し始める
- ▲成果に直結しない仕事に誰も取り組まなくなる
- ▲社員同士で足を引っ張り合う。責任を押し付け合う。
3.私の考え方
良かった言葉
行動の背景にある心理的リソースを費やしている
ランクをもつ人は、メンバーと「対等」ではいられない。
私の感性
心理的なリソースは、注意力だと思いました。
人が疲れる原因をリスト化するには、思考力が必要です。人の状況を考えられない人に、人の感情を推測することは難しいと思います。
疲れるイベントが起きることを予測して、疲れを察知したときに声掛けをすることで、信頼関係が作れると考えています。
言語化の視点としては、
- 疲れそうなイベント
- 疲れていそうな時間帯(朝イチ、16時台)
- 疲れが見えるサイン(覇気、活気、反応が微妙に遅れている)
などがあります。ChatGPTなどの生成AIは別視点の意見出しが得意なので、自分で考えたリスト+生成AIの別視点のアイディアに取捨選択のフィルターを通したリスト=「疲れるタイミングのリスト+対応(体の表現&声掛けフレーズ)リスト」ができると考えています。
どのように測るかということを考える時、「成果物」を中心にすることがやりやすいと思います。
- 成果物の時間が速くなった
- 成果物の質のプラスの面が増大(金銭的影響が増えた)
- 成果物の質のマイナスの面が減少(ミスや手戻りが減った、資料チェック時の引っ掛かりが減った)
一方で「前頭葉の働き・やる気・モチベーション・体調」の言葉を使わない方がいいと考えています。
- 記録と保存が義務ではないから、続きにくい
- 記録と保存は新しいタスクなので、労力が増えて続きにくい。
- 本当に前頭葉が主役で影響していたかが証明できない
もうすでに業務として慣れている「成果物」について、かけた時間と質が、心理的リソース・注意力の客観的な評価として表しやすいと考えています。
ここまで、『なぜ、あなたのチームは 疲れているのか』の紹介でした。
4.次の1冊
心理的リソースの評価をするなら「生産性」というワードに注目です。
パフォーマンスはどのように表すかを理解できます。
このブログでは、仕事術のほかに、だれでも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。