このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)

75冊目は『世界のエリートが実践している超生産的時間術』です。
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1.著者の経歴
- マーク・ザオ・サンダーズ氏
- ラーニング・テクノロジー企業filtered.comのCEO兼共同設立者
- アルゴリズム、学習、生産性について定期的に執筆
2.ビジネススキル
獲得スキル
| 1 | 時間管理術 |
| 2 | 段取り・優先順位付け |
位置づけ・読み方
- スイスイ読める
- 具体的、実践的な内容
- スピード感を大事に、必要なところを抜き出す読み方が合っている
3.内容
タイムボクシング
この本では、スケジュール帳に15分30分60分のキリの良い枠を設定する方法が推奨されています。
私たちが注げるエネルギーを考えて時間を設定します。
ToDoリストへの批判
次の批判が書かれています。
- 優先順位の判断が記されていない
- 目的と紐づいていない
- 望ましいスピードで業務が運んでいるかを把握できない
- 所要時間を記していない
- マネジメント不可能:どんどん増えて収拾がつかなくなる
- 非現実的:時間内に終わらない
- 非野心的
- 大きな目標や大きな価値を生み出す行動は促されない
予定の遅れへの対応
予定から遅れている場合の対処方法は次の通りです。
- クオリティを減らす
- やることを減らす
- 時間を増やす
- コストを増やす
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4.私の感性
良かった言葉
中断要因への反応を改善する
私の考え方
ToDoリストの運用は慣れが必要です。
- 予測時間を当てる
- 優先順位の判断基準を上司と調整する
- 長期目標から中期短期目標へタスク分解する
などが必要です。
この本は、末端の作業者の立場の人がタスクをこなすコツが解説されています。1日単位の予定を立てるキッカケ作りができる本です。
大きな仕事に関わるチャンスは、小さな仕事ができる人にやってきます。簡単で具体的なタスクをこなすことで信頼を積み重ねましょう。
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5.関連記事の紹介
こちらの記事で、キリの悪い時間にはどのタスクを進めると良いのかを確認してみてください。
業務マニュアルの作り方はこちらで読めます。作業効率を高めて、チームでのミス予防ができます。
以上、『世界のエリートが実践している超生産的時間術』の紹介でした。
このブログでは、仕事術のほかに、だれでも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。