家庭教師の副業を始めたい人に向けて、役立つ本をスピーディーに紹介します。
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1.一言で表すと?
この本の中心テーマは「子育て中の教師の時間術」です。
この本を一言で表すなら、「子育てに限らず、副業で講師業をしている人が、限られた時間で成果を出すための実践行動を集めた本」です。
「素早く効率的に講師の仕事を進めたい人」にオススメの1冊です。
- 授業の準備を効率化したい人
- 子育てによって仕事に穴をあけることを極力減らしたい人
- 整理整頓をして、プリントを探す時間を減らして、ストレスを減らしたい人
こうした職業観を強化することができます。
2.本の内容
「超効率」とタイトルにあるように、仕事術のノウハウを書いた本です。たくさんの項目の中から、自分に必要と感じたものをピックアップして実践をする、という使い方が向いている本です。
- 書類の整理整頓
- 家事や育児を含めた、仕事の時間配分
- 子供が熱を出した時の、リカバリーの対応
- 授業準備の考え方
などが書かれています。
3.ここに注目!
整理整頓のコツや、時間術は、数多くの時間術や5Sの本に書かれている内容が、しっかりと押さえられています。「大事なことがしっかり書かれている」のは、私が本を推す時に大事な要素なので、この本はポイントが高いです。
講師の本質である、「授業そのものの質を高める」ことに関して、とても良いフレーズが載っていたので紹介します。
- 物理的な蓄積ならすぐ生きる
- 「猛烈にすばらしい!」と思うものだけを一元化して、別に蓄積していくのです。
- 授業準備の効率化に近道はない
授業準備の効率化を目指せる状態とは、「教材研究ができている状態」だと著者は言います。
- 何をどのように教えるか
- どのような筋道をたどるか
- そのために何を思考するか
- どう活動させるか
また、次のフレーズも私にとって響きました。
- 同僚へのお礼はお菓子でなく仕事で返す
- ちょっとめんどくさい大変な仕事を引き受ける
- 子どもは熱を出すもの。
- 子どもは怪我をするもの。
- 預け先を複数ストックする。
4.次のおすすめ1冊
『教師の最速仕事術大全』も併せて読むのがオススメです。
タスク管理の参考文献の数が、半端なく多いです。
しっかりと内容が書かれている本です。
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