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「プログラミング的思考」と「コードの記述」を分けるアイディア。『知的障害のある子への「プログラミング教育」にチャレンジ』感想

このブログでは、医療・心理・教育のテーマで、火曜日に記事投稿を目指しています。今日は本の感想です。

知的障害の子のための「プログラミング教育」にチャレンジ,感想

小学生がプログラミングを学んでいます

 

それを聞くと焦ります。よくわからないまま、大勢に追い越されるような感覚になります。

 

私はとある本を読んだことで、こうした考えがすこし変化しました。感想を中心に紹介します。

 

 

1.プログラミングを学ぶ学生に、気後れしていた

流行りのプログラミングのニュースに焦りを感じたのは、プログラミング自体が何なのかを十分によく分かっていなかったからでした。よくよく本を読んでみると、私たちはもう既に「プログラミング的思考」を毎日していることが分かりました。

 

内容は後で説明しますが、「的思考」について、小学生や知的障害「でも」出来るという言い方をするのではなく、年齢や病気に関係なく幅広い他人と同じ枠組み(思考スタイル)で一緒に物事を考えられると捉えたいです。考え方のスタイルが似ているほど話がしやすくなるので、こうした共通形式をどんどん学べると良いと思います。

 

 

 

2.プログラミング的思考に、自信を持とう

プログラミング的思考」という言葉に初めて出会ったのは『知的障害のある子へのプログラミングにチャレンジ』という本を読んだ時でした。

プログラミング的思考」は「目標達成のために、問題解決において、優先順位を決めて行動を論理的に組み立てる」ことです。パソコンに向かってソースコードを何行も入力し続けるのは「コードの記述」で、どちらもプログラミングと呼べます。

 

手順の改善や順序の入れ替えなどは、もう既に仕事でしている人も多いのではないでしょうか?私は「プログラミング的思考」もプログラミングに含まれることを知って、下の世代から追われる気持ちがすこし楽になった気がしました。コードは書けないけれど、手順や効率アップを考える経験を積んできた」と、自信を持っていいと感じられるようになりました。

 

 

この本には、パソコンやスマホが無くてもできる授業内容が紹介されています。これをアンプラグドプログラミング(パソコンにプラグが接続されていない状態のプログラミング)とも言うそうです。料理の手順を考えたり、訪問先の順番を効率良く並び替えるのも同じだと考えられます。

 

 

3.教え方に共感したこと

プログラミング教育では、教える時に重要視されるポイントとして、次の項目が目を引きました。

  1. ツールに興味を持ってもってもらう。
  2. 完成系のイメージをしてもらう。
  3. 完成をした時に達成感を感じてもらう。
  4. 複数の視点から取組を評価する。

 

完成系だけでなく、その手順にどんな意図があったのかも大事という点には共感しました。総当たり的に試せばいつかは上手くいく、という方法は機械に任せればいいことですしね。

 

幾つかの授業紹介の中には驚くものもあり、「対応に工夫が必要な生徒が、意図を持って、飽きずに継続して取り組んで、積極的に修正をしながら、1つの工程に熱中しすぎず、完成させて達成感を得る」という、複雑な計画と準備が必要な授業を成功させたのは凄いと感じました。

 

プログラミングを学ぶというよりも、プログラミング「で」、色々なことを学べていると感じました。

 

 

4,感想のまとめ

プログラミング言語は使えなくても、プログラミング的思考を実践している人はたくさんいます。コードを書けない場合も、プログラミングという言葉に身構えずに自信を持って良いと感じられた1冊でした。

 

大事なのは、目標に向かって、行動しようとする意欲や意図の方ですね。また、教育によって思考のひな型をつくることで、相手の思考の進め方を身近に感じることができれば、コミュニケーションがとりやすくなるのかもしれないと思いました。